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    <updated>2009-06-26T01:37:43Z</updated>
    
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    <title>インタビュー：　東京大学　近藤先生ゼミ　座談会</title>
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    <published>2007-07-27T03:01:54Z</published>
    <updated>2009-06-26T01:37:43Z</updated>

    <summary>東京大学　 近藤先生ゼミ　座談会： Eighteenth Century Col...</summary>
    <author>
        <name>cengage.jp</name>
        
    </author>
    
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        <![CDATA[<p>東京大学　<br />
近藤先生ゼミ　座談会： <font color="#9E2F37">Eighteenth Century Collections Online</font><br />
<img alt="インタビューの模様" src="http://cengage.jp/ecco/img/knd-zemi-top.jpg" width="300" height="141" border="0" /><br />
2007年5月8日<br />
東京大学　本郷キャンパスにて</p>]]>
        <![CDATA[<div class="prof">
<div id="square">
5月30日に<a href="http://cengage.jp/ecco/2007/05/post-1.html">インタビュー</a>をさせていただいた近藤先生のご好意で、先生のゼミ生の方６名を対象に、<br />
座談会形式でECCOについてインタビューさせていただくことができました。<br />
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="100" height="5" border="0" />
</div><!--/square-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div><!--/hr-->
<div id="mid">
<br />
■参加者： <a href="#profile"><small>（プロフィールは末尾をご覧ください。）</small></a><br />
　　<a href="#prof1">・近藤 和彦 先生</a><br />
　　<a href="#prof2">・伊東 剛史 さん</a><br />
　　<a href="#prof3">・稲垣 春樹 さん</a><br />
　　<a href="#prof4">・久保山 尚 さん</a><br />
　　<a href="#prof5">・後藤 はる美 さん</a><br />
　　<a href="#prof6">・矢吹 啓 さん</a><br />
　　<a href="#prof7">・鰐淵 秀一 さん</a><br />
　　・森澤 正樹（センゲージ ラーニング、以下CLと略記）
</div><!--/mid-->
<div id="btm">
&nbsp;
</div><!--/btm-->
</div><!--/prof-->

<div class= "interview">
<table width="615" cellspacing="4" align="center" class="tablefont">
<tr>
<td width= "65" valign="top">
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="63" height="1" border="0" border="0" />
</td>
<td width="550" valign="top">
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="548" height="1" border="0" border="0" />
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
本日はお忙しい中、お集まりいただいてありがとうございます。<br />
まず、お一人ずつ、簡単にご研究分野をご紹介いただけますでしょうか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>
<td>
矢吹です。研究のテーマは、19世紀後半から20世紀初頭のイギリス海軍史を対象としていまして、特に太平洋や極東での防衛構想について研究しています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
18世紀そのものではなく、その後の時代ということですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>	
<td>
はい。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ECCOについてもご興味が。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>
<td>
はい、自分の研究で利用したことはないですが、トライアル期間中にレポート作成のために何度か利用したことがあります。確か19世紀についてもデータベースを今後出されるということをうかがっているので、その辺もお話を聞きたいと思っています。<br />
あとこの間「<a href="http://www.yushodo.co.jp/y_tda/">Times Digital Archive</a>」がトライアルのときに使わせていただきました。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうでしたか、ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
伊東さんは。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">伊東：</div>
</td>
<td>
僕も同じ19世紀のほうです。具体的には、動物園、もう少し広く言うと、自然史とか「Natural History」とか言われる分野です。それから今、人と動物との関係がどのように変わっていったかというところに興味を持っています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
18世紀の資料もお使いになることはありますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">伊東：</div>
</td>
<td>
そうですね。そんなにたくさんではないのですけど、必要になることがあるので、使用しています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
なるほど。久保山さんは。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
僕は18世紀のイギリス史、特にスコットランドの政治史、政治と社会をやっていますが、ほとんど毎日使っています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
もう、修士論文のときから使っているのですが、稲垣君と同じで、あれがなければ、危なかったんじゃないかと思っています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ちなみに修士論文のテーマは？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
1725年にスコットランドのグラスゴーという町で、民衆騒擾、つまり暴動が起きたのですが、それについて詳しく調べました。それについて書かれた当時の小さな20頁くらいの論説、パンフレットがかなり出ていて、それがほとんどECCOで見られました。また、それだけではなく、他のいろいろなものもECCOで見て、修士論文で使いました。<br />
あと、早稲田では「<a href="http://www.yushodo.co.jp/y_mome/">The Making of the Modern World</a>」のほうも毎日、どんどん使っています（笑）。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。後藤さんは。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
私は17世紀を主に専門にしていまして、具体的には大陪審制、また、大陪審を通じて、近世イングランドの国家や統治、地域社会について考えています。17世紀なので、18世紀のECCOはメインには使っていないのですが、1700年代の最初のほうをみる場合や、あとは19世紀以降に復刻されてくる本の原本が載っていることがあるので、そういったときに活用しています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
なるほど、ありがとうございます。鰐淵さんは。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">鰐淵：</div>
</td>
<td>
僕は、イギリス史ではなくて、18世紀の植民地時代アメリカのことをやっております。具体的にはペンシルヴァニアという植民地の政治史および社会史、政治文化史といったことに関心がありまして、今、修士論文の準備中です。<br />
もともと駒場のアメリカ太平洋地域研究センターに「Early American Imprints」というマイクロ資料がありまして、多分かなりECCOと内容は重なっていると思うのですけど、マイクロとちがってECCOは全文検索ができるということで、かなり使い勝手が違うので、多分そっちに移行すると思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
アメリカの資料もだいぶECCOの中で見つけられましたか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">鰐淵：</div>
</td>
<td>
そうですね、結構探しているのですけども、やっぱり、著作が多いということで、これまでこっちの方で見た物を見てみると、それがひとつのところだけじゃなくて、いろいろなところで、例えばロンドンでも印刷されていたということもあって、最近はそういうものも調べています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。稲垣さんは。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
今年の春に卒業論文を書きまして、まだ修士１年なのですけれども、研究したいと思っているのは、18世紀の終わり頃から19世紀前半くらいにかけて、イギリスのキリスト教がどんどん教会を作って海外に出て行くという、ミッション運動です。<br />
なかでも注目している人物で、<br />
ウィルバーフォース（William Wilberforce, 1759-1833）という<br />
人がいるのですけれども、もう1780年代くらいから活動しており、本も書いていますので、ECCOではウィルバーフォースの著作やミッション関係のパンフレットなどを見ています。パンフレットは数が多くすべてを見てみることは実はまだできていませんが、著作を見るにしても、初版がどういう形で出たのかというのは日本では見られないですから、そういう面では活用させていただいています。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interview-text2-1.gif" border="0" />
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
さて、皆さんがこれまでECCOを使われて、「こういう検索をやってみたらこういうものが引っかかって面白かった」というような例はありますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
"Japan" とか。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
"Japan" でやっても結構面白いですよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
面白いですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
それ、日本だけが出てくるわけじゃないでしょ？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
全然違いますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
漆器、漆塗りとか、その代用品とか出てきますよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
確かに私も以前、"Japan" で検索したら、国よりも「漆塗り」なのですね。それは面白いな、と思いました。やっぱり、日本人はまず "Japan" でやってみますよね（笑）。習性なのかもしれない。
</td>
</tr>
<tr height="240">
<td></td>
<td align="center" valign="bottom">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/0508-04.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/0508-04.html','popup','width=483,height=852,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">
<img alt="0508-03.jpg" src="http://cengage.jp/ecco/img/0508-03.jpg" width="303" height="220" border="1" border color="#FFFFFF" />
<br /><small>（クリックすると、画像が大きくなります。）</small></a>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
もう少しアカデミックな例でいうと（笑）、例えば、<br />
デフォー（Daniel Defoe, 1660-1731）とか<br />
スウィフト（Jonathan Swift, 1667-1745）とか、今でも有名な18世紀の小説家の書いたものの挿絵があるかどうかを見てみたり、ヨーロッパで16世紀から17世紀に出たものが英語で翻訳されたときにどうなっているのかということを、挿絵もそうですけれども、どう変わっているのか、そういうことをひまなときに検索して楽しんでいます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
挿絵もなかなか面白いものがありますよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
それは楽しめますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
私がECCOのデモをやるときは、必ず "Nagasaki" という単語で検索して、時代順に並べると<br />
ケンペル（Engelbert Kaempfer, 1651-1716）の『日本誌』が出てくるのですね。そして図版のところをお見せすると、誰が見てもそれなりに面白い。絵はわれわれ素人でも分かりやすくて面白いポイントだと思います。
</td>
</tr>
<tr height="240">
<td></td>
<td align="center" valign="bottom">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/0508-06.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/0508-06.html','popup','width=585,height=750,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="0508-05.jpg" src="http://cengage.jp/ecco/img/0508-05.jpg" width="304" height="220" border="0" />
<br /><small>（クリックすると、画像が大きくなります。）</small></a>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
研究で使われるときには、まず研究対象を検索語としてやってみるのが一般的でしょうか。<br />
稲垣さんでしたら "Wilberforce" とか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
そうですね。「Full Text」で入れて、ざっと検索結果を上から表題だけ見ていっても、誰がウィルバーフォースを好きで、誰が嫌いかとかというのが、「Critique」とか「ウィルバーフォース氏を批判する」のようなものが出てきたりして、分かったりしますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
それは、必ずしもウィルバーフォースの著作ではないわけですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
ええ。いつどこで誰が言及しているかが分かるところが、すごく便利なところだと思いますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
そうですね。検索するときに「Author」とか「Keyword」でも、まあ当たるけれども、やはり「Full Text」で検索すると本当に意外なものがヒットして、それが新しい発見につながります。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
なるほど。別のデータベースについての話ですが、ハーバード大学の先生でロスチャイルド家の歴史を書いたニール・ファーガソン(Niall Ferguson) という人が、もう少し早く「The Making of the Modern World」が存在していたら、もっと多くの参考文献を載せられたのに、というようなことをおっしゃっていました。著者やタイトルに "Rothschild" が含まれるものは目録でも出てくるのですが、本文中の言及はこういうデータベースでないと出てこないので。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>
<td>
あと、ODNB（Oxford Dictionary of National Biography）には出てこないような個人名で検索しても、たくさん出てくるのです。<br />
特に、ECCOの中に「Almanac」、いわゆる年鑑がすごくたくさん、しかも版の違うものを含めて収録されています。個人名で検索すると、例えばその人が陸海軍の将校であればどういう風に昇進していったかまで、わかるのですよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
それもひとつの研究ですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
そう。有名じゃない人、マイナーな人のことがよく分かる。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>
<td>
そういう人を調べられるのはとても便利です。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
それが実はいちばんのメリットかもしれません。DNBなどに載っているようなものは、そちらでかなり信頼できる情報が得られるわけだし、それこそ『ロビンソン・クルーソー』や『ガリバー』のような有名な作品は、もう活字になったもので読めたりするわけですが、かなりマイナーな人や作品、あるいは言葉遣いなどについて調べるときに、フルテキストの検索は威力を発揮しますよ。従来絶対できなかった研究ができます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
先生にこの間お話をうかがったときにも、これまでの正典が崩れ、研究の「民主化」が起こるということをおっしゃっていたのですけれども、今、具体的な例を挙げていただいて、大変納得がいきました。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
今の話とも少し重なるのですけれども、こういうフルテキスト・データベースを導入していくことで、今後、研究はどういう風に変わっていくと思われますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
言葉の使い方が調べられますよね。フルテキストでひとつの言葉を検索すれば、たくさん出てくるじゃないですか。それから、検索結果の並べ替えができますよね、時代順にざっと並べたり。<br />
僕は試しに、ある言葉が本のタイトルの中で使われている頻度がどのくらいなのかを検索してみたことがあるのですが、そうしたら多い時期と少ない時期がとても明確に分かれていました。今までのCD-ROMデータベースなどだと、タイトルでは検索できたのですけれども、今回はフルテキストまでできるので、それらを照らし合わせて、50年とか100年間の言葉の使われ方や頻度が調べられる。おおざっぱなものですけどね、入り口としては使えます。<br />
その辺がかなり変わったと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
なるほど。ありがとうございます。同じ言葉の時代によって変わってくるといったことを、ECCOの中で見つけられたことはありますか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
ECCOじゃなくても、後藤さんは、EEBOであったら、どういう風に使っているのですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
私は「Grand Jury」に言及があるパンフレットを探したり、題名や著者名の一部しかわからないものを特定していくのに使ったりしています。語義の変遷ではないですが、大陪審の採決が問題になった事件の直後に大陪審に関するパンフレットが複数出ていることがわかったり、時代による関心の高まりを見ることができました。一連のヒットしたものを見るだけでも、時代によって使われる語彙や強調される点が変わってゆくのもわかって面白いですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interview-text2-3.gif" border="0" />
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
使い方の話に移るのですが、みなさんが具体的によく使う機能はありますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
同じ作品の版が違うのとか、年が違うことによって違う版が分かりますよね。出版年が指定できるじゃないですか。あと出版地ですよね、ロンドンで出たものとか、エディンバラで出たものとか、いろいろ検索できますよね、だから片っ端から使っていますね。それは便利です。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">鰐淵：</div>
</td>
<td>
僕は植民地でも、<br />
ベンジャミン・フランクリン（Benjamin Franklin, 1706-90）という人物に興味があって、彼のことを周辺のことからやっていこうと思って見ています。そうすると、例えば電気の実験などに関する彼の著作はいろいろなところで出版されているので、探すときに出版地に "Philadelphia" と入れたりするだけで見たいところを絞れるというのは、面白いなと思っています。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
従来でしたら書誌でしかできなかったのが、いきなり本文が見られる。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">鰐淵：</div>
</td>
<td>
それももう、全部パッと見られる。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうすると、だいぶ「省エネ化」という...
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
そうですね。昔だったら本当に紙でいろいろと、ひとつひとつ調べて、見落としがちなものもあったのですが、そうではなくて、言葉を入れて検索すれば、出てくる。並べ替えもいろいろできますし、何年から何年に出たものとか、指定ができますので。僕が修論をやっていたときには、ある事件より前に出た物か、後に出た物か、年度を区切って検索したらピンポイントで見つけることができました。それこそ〈省エネ〉ですかね。スピードの早さが手軽すぎて。それまではマイクロフィルムで...
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
しかも、マイクロが全然読めなかったりしてね（笑）。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
たどり着くまでに一苦労だったのが、今では家にいてできるというのがすごい。外部アクセスができる場合だとそうですけれども。あとは、それでなくても大学に来てやればいいわけですものね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
それとね、これまではイギリスのブリティッシュ・ライブラリーなどで稀覯本の複写を頼むとするでしょう。係員の機嫌をうかがいながら（笑）、大変だったわけですよ。いざ、コピーができてきても、日本では考えられないような劣悪なコピーだったりしたのですね。それがこのデータベースなら自分でダウンロードできて、プリンターからとてもきれいに印刷できます。その手間のちがいはすごいですね。そのストレスが昔は大きかったから、みなさんはあまり感じてないかも知れないけど、今のブリティッシュ・ライブラリーになる前の、ブリティッシュ・ミュージアムの中のノース・ライブラリーというところは、本当にカウンターの担当職員の雰囲気が悪いところだったのですよ。コピーを取るのが大変だったのです。<br />
今はとても良くなりました。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
みなさんは、ECCOを使うときに、何十分とか、何時間とか、続けてどのくらい使われますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
トライアルのときは、朝までやっていたこともあります（笑）。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
だって、いつ終わりになるか分からないですから。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
僕もトライアルができたときは、ほとんど徹夜で、片っ端からダウンロードして。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
やり始めると止まらない。（笑）
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
何時間もやっちゃいますよ。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
やり尽くす。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
そう。いろいろなキーワードで検索して、これもやってみよう、あれもやってみようという感じで。出てくると、とりあえず読むのはあと回しにして、全部保存していましたね。何時間...いや、きりがないですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうやって見つけられたものは、ダウンロードされるのですか？プリントアウトされるのですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
僕はダウンロードして、それを両面プリントアウトして、冊子みたいにします。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
結局は冊子にした方が、やはり使いやすいですか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
その方がなんか、僕は安心するのですけど。やっぱりプリントアウトした方が。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
確かにそうですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
画面で見ているとあまり読んだ気がしないことがある。線が引けないし。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。線を引くのは大事ですよね。画質はどうですか？マイクロフィルム程度とは言われていますけれども。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
それよりは見やすい。白が明るい。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
コントラストが。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
プリントアウトしたときに、マイクロは、白いところがかなり灰色がかっているのですよね。それがECCOだと本当に白のままで出てくるので、それは便利だと思います。（笑）
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
ただ、本によっては綴じがとても強くて、フルに開けなくて、ノドの部分が読めない。現物だとこうやってできるんですけど（本をのぞきこむしぐさをする）、パソコンの画面ではそれはできないので（笑）。物によってはそういうのがけっこう著しかったりして、ちょっとそこだけ困りますけどね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
マイクロのときと、デジタルになってからを比べたわけではないのですが、ちょっとかすれて白くなってしまっているのが多いこともあるかもしれない。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
白さが過度に強調されているのじゃない？　だから、地の文が薄くなって、かすれている場合はありますよ。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
フルテキスト検索にしたときに、引っかからなくなることがけっこう起きているような気がするのですが . . . 。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね、読まれていないかも知れないですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
そうすると、同じページで同じ単語でも、ヒットしていたり、いなかったりということがありました。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
光学文字認識（OCR）の精度はいかがですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
ひとつ、イタリックが多分、落ちるのですよ。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
可能性が高いですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
落ちやすいですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
議会資料を、本当は全部見ればいいのですけど（笑）、この人が発言している部分だけ欲しいといったときに、検索すると、その名前だけ斜字なのですよ。それが全部落ちるから、本文中で批判されているのは分かるのですけど、本人の発言にたどり着けないというのがありました。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
イタリックは落ちていますかね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
落ちる可能性が、ちょっと高めです。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
自分は落ちていました。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ローマン体に比べると、少し精度は落ちるかも知れないですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
あと、ロングＳとか、今はない活字が落ちていることがある。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
Ｓは、意識的に拾っているのじゃないですか？　長いＳ。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
一応そうですね。なるべくロングＳも拾うように。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
なるべく（笑）。それは、どうやっているのですか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
当時の単語のシソーラスのようなものを作ったらしいです。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
ただ、Fuzzy Search（あいまい検索）でレベルを「High」にしてしまうとほとんど出てくるので、あまり関係はないのですけど。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
Fuzzy Search も、結構活用していただいていますか。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
そうですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
あれは便利ですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
基本的にFuzzy Search で検索しますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
私共も、検索の精度について聞かれたときに「Fuzzy Search のほうもお使いください」というお答えをよくしています。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
あと、ヒットした単語に色が付くのは良いですね。あのポイントがいい（笑）。すごく便利です。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
あと、飛べるのもすごくいいですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
色だけじゃなくて、200頁、300頁の本であっても、その「何頁」と指定されますよね。あれが出なかったら探せない。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
みなさんは、ネット世代そのものか、それに半分かかってらっしゃる方々だと思うのですけど、ネットの快適さと、ECCOの快適さとを比べたときに、どうでしょうか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">鰐淵：</div>
</td>
<td>
新聞が収められてないのですよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
そうそう。雑誌も。定期刊行物は入れないという方針ですよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。原則として、モノグラフです。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
これは著作権とか、何かあるのですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そういうことではないと思うのですけども、
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
あまりにもたくさんあるから。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
マイクロが母体になっていますので、マイクロを撮影したときに、そういう基準を設定したのだと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
それで、新聞のマイクロは既に商品になっているのが多いですよね。地方の新聞でもね。その版元が他の会社だったりして、版権が違うので、ゲールとしては入れることができないとか、そういう理由ですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ひょっとしたらそれも関係あるかもしれないですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
先ほどちょっとイタリックのことをおっしゃっていただいたのですけれども、ECCOで、こういうところを改善してくれたらな、というご提案はありますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>
<td>
ダウンロードの仕方は改善していただきたいですね。ページをいちいち指定しないといけないのですよね。多分ほとんどの人が、全部ダウンロードしたい（笑）。そういうときに、特に何百ページという著作だと、何回も数字を入れ替えて入力しないといけないので、そこがちょっと。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
確かに、一度に50ページまでという制限があるのですよね。あれはべつに、著作権の関係ではなくて、サーバーの負荷の関係であのようになっているのです。
</td>
</tr>
<tr height="240">
<td></td>
<td align="center" valign="bottom">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/0508-02.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/0508-02.html','popup','width=620,height=445,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img alt="0508-01.jpg" src="http://cengage.jp/ecco/img/0508-01.jpg" width="291" height="220" border="0" />
<br /><small>（クリックすると、画像が大きくなります。）</small></a>
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
最初はでも、10ページだったですよね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。だいぶ改善はされています。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
50ページになっただけでも、革命的だったよ。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
「連続でダウンロードする」というオプションをつけるとか。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
なるほど。検討させていただきます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
あと、サイテーションをメールで送るときに、テキスト形式かHTML形式を選ぶようになっていますが、あれを、例えば書誌情報を管理するソフトウェアに取り込めるような形で落とすことができると、後から自分で検索できる形で残るのでいいと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。今、潮流としては、そういう機能が主流になってきていて、私共でも、他のデータベースでは既に実現しているものもありますので、徐々にそのようになっていくと思います。それも本社に意向をお伝えしたいと思います。
</td>
</tr>
<br>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
フルテキスト検索で研究が楽になったのですが、逆にその弊害のようなことはあると思いますか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
やることはすごく増えました。なんでもとりあえずは確認してみないといけないうえに、たくさんヒットしてきてしまえば、見なければいけなくなるので。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
楽をしすぎる、というのもありますよね。<br />
僕も修論をやっているときに、スコットランドのグラスゴーという街がどういう街なのかというのを、当時のガイドブックがあって、スコットランド人というのはこのような人たちで、このような街で、とか、 "Glasgow" で検索すると見事に出てくるので、そこだけ拾ってやってしまうのですけど、そうするとなんだか、全体像がわからないですよね。ピンポイントで拾うことができてしまうので、ずっと読んでいて「ナニ？　出てきた！」という本当に泥臭いのではなくて、あったら「ああ、じゃあ拾っていくか」という感じになってしまうので。ちょっと知識が、断片化してしまう可能性がありますね。それは少し危険な感じがします。弊害といえば弊害です。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
そこに出てこなかったものは「ない」ことになるので（笑）。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
それはあるかもしれないですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
単にそれはフルテキスト検索から落ちているだけのことかもしれないけれど。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
不思議だったのは、フルテキストで検索して引っかかったものを、その引っかかったものの作品の中で更に検索しようとすると、「この作品は検索できません」って言われたことが...ありません？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
「検索できません」じゃなくて、ヒットしたのに「該当箇所はありません」というメッセージが赤字で出ることがありますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
ああそう！　赤字で出る。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
あれは不思議だよね。どういうことかよくわからない。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
それは、ご説明できます。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
できませんって言うのかと思った（笑）。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
あれは、フルテキスト検索のときには、だいたいタイトルと、著者と、書誌情報などを探していることがあるのですね。それで、書誌情報には出てきているけど、本文中には出てきていない単語がヒットすると、ハイライトできない。そういうときに赤字が出てくるという仕掛けになっているみたいです。そういう時には、サイテーションのほうのページを見ていただくと、その単語が出てきたりします。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
ではそれは、メッセージの通り「本文にはない」というふうに理解していいのですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうです。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
あとは、マイクロフィルムのものが、どれだけオンラインで見られるのかということですね。元々のマイクロ・コレクションとリリースの時期が違うじゃないですか。それが、どのような基準でその増やしているのかとか、どのくらいの割合でマイクロのものが見られるのですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ECCOに関しましては、一応お尻が決まっていまして、マイクロフィルム版は「ユニット」という単位で刊行されていたのですけど、ユニットの１から371まで、１万２千985リール分だけが入っているということになります。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
マイクロの「The Eighteenth Century」は１万４千何百リール...
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうなのですよ。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
ということは、２千リール分ぐらいは、
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
まだ入ってないのです。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
「まだ」ということは、これから入るのですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
現時点では、マイクロの刊行と並行してデータベースの中身が増えているわけではないのですよ。いったんユニット371で切って「ここまでをECCOに入れる」ということで作りましたので。おそらく、あとで「補遺」のような形で残りの部分がまた有償で加えられるかもしれないのです。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
前から気になっていたのですけど、ECCO自体は、マイクロ・コレクションの「The Eighteenth Century」を超えるものではないのですね？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。マイクロがあくまでも先行していますので。まずマイクロを撮ったものをスキャニングして、という順序で作られていますので、今のところそういうことになります。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
では「The Eighteenth Century」に入ってないものは、基本的に<br />
は入らない？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
入らない、ということになります。これから新しく企画されている商品は、もう初めからデジタルカメラで撮り下ろしというケースも増えています。いちいちマイクロに焼かなくても、今はデジタル画像を逆にマイクロに焼くこともできるらしいので、媒体はいくらでも可変になってきています。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
19世紀のデータベースのほうは？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
今、19世紀の雑誌のデータベースとか、新聞のデータベースを作っておりまして、それには一部、色も入れようという話になっています。19世紀は特に、風刺雑誌とか、きれいな色の入っているものがありますよね、石版画とか。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
「Illustrated News」とかね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。そうすると、従来のECCOのような、まったく濃淡のない白黒だけだと、石版画のようなニュアンスがあるものは難しいので。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
なるほど。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
だんだん、技術とか、サーバー容量とか、いろいろな要素で少しずつそういう風にはなっていくだろうと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
19世紀の「NCCO」の開発が始まっています、というプレスリリースが出たのは2004年ぐらいだったと思うのですけど、現物はどれぐらいの時期に？
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
あれは別の先生からも聞かれて、本社に一度問い合わせたのですけど、必ずしもECCOをそのまま19世紀に、ということではないらしいです。<br />
すでに、お使いいただいている「Times Digital Archive」とか、19世紀アメリカの新聞を集めた<br />
「<a href="http://www.yushodo.co.jp/ypc/usnews/">Nineteenth Century U.S. Newspapers</a>」とか、アメリカ関係の文献集成「<a href="http://www.yushodo.co.jp/sabin/">Sabin Collection</a>」とか、そういったいろいろなものを集めて《NCCOのようなもの》とする計画のようです。だから、一つの統一されたデータベースになるわけではないのですが、横断検索技術の環境は段々できて
きていますので、別々のデータベースでも、将来的には一緒に検索できるようにする、という段階にあるとお考えいただければと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
それが応用できればECCOの方も単独ではなくなるということですね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
そうですね。19世紀になりますと、文献の数が半端ではなくなってきて
しまうので、ECCOのようなやりかたで一つのコレクションを作ることは、
よほどのことじゃないとできないのでは、と考えています。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interview-text2-5.gif" border="0" />
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
では最後に、皆さんお一人ずつ、これからECCOを使って私はこういうことをやってみたい、ということでもいいですし、あるいは、何か〈ECCOと私〉みたいな（一同笑）ことでもいいんですが。一言ずつコメントを頂戴したいと思います。<br />
では今度は、稲垣さんから。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">稲垣：</div>
</td>
<td>
〈ECCOと私〉ですね（笑）。僕はまだ修士に入ったばかりなので、もちろん研究にもいろいろ使っていきたいのですけれども、日常の授業でも活用したいですね。別のゼミの文学の先生も、原文にあたるのが格段にやりやすくなったということをおっしゃっていました。ですから、そういう作業もしていきながら勉強していきたいなと、その際に使っていきたいなと、思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。鰐淵さんは。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">鰐淵：</div>
</td>
<td>
とりあえず、修士論文を書くこと（笑）。そのために使わないといけないので、友達にならないといけない、無理矢理にでも。あと、自分の関心のあるフランクリンにひきつけて言えば、今まで、日本ではちょっと情報量が足りなくてできないよ、と言われていたような、書物に関する研究とか、これから日本でやろうとする選択肢が全然違ってくるんじゃないかな、というのは思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
なるほど。ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">後藤：</div>
</td>
<td>
私は18世紀になると、政治的なパンフレットで大陪審に関わるようなものがたくさん出てくるので、そういうものを題材に、大陪審が18世紀にはどのように話題になってくるのかを考察してみたいと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">久保山：</div>
</td>
<td>
僕はちょっと野心的で、ECCOを使わなければできないような研究というのが多分あると思うのですね。そこで、さっき言いましたけど、言葉の使い方の変遷とか、ECCOを使わなくてもできるのですが、使えばもっと効果的に、スピーディーにできることが何かしらあると思うので、それを探して、将来的には形にして有用性をアピールしたいなと思っています。<br />
まだアイディアをあたためている段階なのですが、いろいろなところからヒントを得て、他の人が「こういうのを使えるからできるのだな」と思うようことをやろうと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ぜひ、期待させていただきたいと思います。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">伊東：</div>
</td>
<td>
僕は、自分のメインのプロジェクトは19世紀なので、まずは19世紀の、今おっしゃったような、いろいろなデータベースができるのを待ち望んでいます。あと、人間と動物との関係の変容に興味があるので、もう少し長い期間を、18世紀くらいから取って、例えば、特定の動物の名前を入れてみたりとか、18世紀から19世紀にかけて、動物観はけっこう大きく変わると思うのですけれども、そういうことを探る一つの手がかりとしたいなと思っています。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ありがとうございます。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">矢吹：</div>
</td>
<td>
僕は実は卒業論文でやりたかったのは、黄禍論、つまり「yellow peril」なのですが、それをどうやって研究するかというときに、古い雑誌論文などを見ていくことになるのです。今あるデータベースだと、タイトルとか著者くらいでしか検索できなかったりするのですが、それを使った研究がもう出ているのですね。それで、ECCOの次の《NCCOのようなもの》が出たら、絶対それを使った網羅的な文献調査をやろうと狙っています。<br />
とても面白いテーマだと個人的には思っています。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
ぜひ、がんばってください。
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
一言、僕も言っていいですか？
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"></div>
</td>
<td>
（一同笑）
</td>
</tr>
<tr>
<td>
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
もちろん、どうぞ（笑）。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
先に研究のテーマが決まっていて、それでECCOを100％活用しようというのもひとつの考え方なのですけれども、それとは別に、いつでもECCOが安心して使える環境になりますと、いろいろなときに思いついた言葉やキーワードを入れて、検索してみて「ああ、こういう風に出ているのか」とやってみることができます。まず、何か言葉を入れて、結果を年代順に並べてみる。<br />
例えば、 "London Bridge" なんてやりますと、千４百いくつヒットします。全部見るわけにはいかないのですが、それにあと何を足していくと、意味のある数十件くらいのヒットになるのかな、と考える。あるいは、そのうちのいくつかだけ、18世紀の初めのものだけちょっと読んでみて、それから、18世紀のおしまいだけ読んでみて、使い方や意味が変わっているかな、という風にしてね、新しい研究テーマを探すために、ECCOでいろいろやってみると、自分のアイディアは意味のある研究になるのかどうか、ということを試行錯誤する手段として使うことができるのです。そういうことはこういうデータベースがなかったら、できなかったでしょう。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
好奇心から始まって、そこから研究の芽が。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name">近藤：</div>
</td>
<td>
そうそう。今のところECCOは1701年から1800年までですけど、もうちょっと長期的にね、中世のおしまいぐらいから20世紀のおしまいまで、将来いろいろなデータベースのクロス検索ができるようになると、すごく大胆な研究ができるだろう、と思います。<br />
これまでは、キース・トマス（Sir Keith Thomas）みたいな人が、自然とか、動物とか、一種の天才的なセンスや直観でもって、いろいろな文献を「ここにあるはずだ！」と探してやっていたわけですが、それをもうちょっと普通の人も（笑）、かつ、客観性を持ってやることができる。つまりキース・トマスについては、あれは彼の思いつきでしかないんじゃないか、という批判がまだありますし、それは誰も反批判できないわけです、今のところは。それがデータベースの充実によって、新しい学問が成り立ち、これから20年経つと、まるっきり変わるかもしれないな、と思いますね。
</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top">
<div id= "name"><font color="#9E2F37">ＣＬ：</font></div>
</td>
<td>
では、その〈まるっきり変えて〉くださる皆さん、<br />
この日を忘れずに（笑）。 <br />
陰ながら、期待させていただきたいと思います。 <br />
今日は、お忙しいところ、本当にありがとうございました。
</td>
</tr>
<tr>
<td colspan="2">
<font color="#FFFFFF">&nbsp;</font>
</td>
</tr>
</table>
</div>
<div class="prof">
<img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interviewee.jpg" hspace="0" vspace="0" border="0" />
<div id="btm">
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="10" height="10" border="0" />
（前列中央が近藤先生、後列左から、伊東さん、矢吹さん、後藤さん、久保山さん、鰐淵さん、稲垣さん）
</div>
</div><!--/prof-->
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="650" height="30" border="0" />
<div class="prof">
<a name="prof1"><font color="#336699">（近藤先生プロフィール）</font></a><br />
<div id="top">
<strong>近藤　和彦</strong>　　こんどう・かずひこ

<p>　　東京大学大学院人文社会系研究科教授<br />
　　史学会 理事長　 <br />
　　王立歴史学会フェロー（F.R.Hist.S.）</p>

<p>　　専門分野：　西洋史学</p>

<p>　　最近の研究テーマ：　ヨーロッパの政治社会、イギリス諸島の歴史、歴史学の歴史</p>

</div><!--/top-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
主な著編書：

<p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;近藤和彦 著<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%91%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E2%80%95%E8%BF%91%E4%B8%96%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%A8%E7%A4%BE%E4%BC%9A-%E8%BF%91%E8%97%A4-%E5%92%8C%E5%BD%A6/dp/4634480107/ref=sr_1_1/249-1680330-7714718?ie=UTF8&s=books&qid=1180515685&sr=8-1">『民のモラル ― 近世イギリスの文化と社会』</a><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;山川出版社　1993年11月　ISBN 978-4-634-48010-0</p>

<p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;近藤和彦 編<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%95%B7%E3%81%8418%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E2%80%95%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A-%E8%BF%91%E8%97%A4-%E5%92%8C%E5%BD%A6/dp/4634647109/ref=sr_1_1/249-1680330-7714718?ie=UTF8&s=books&qid=1180515827&sr=1-1">『長い18世紀のイギリス ― その政治社会』</a><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;山川出版社　2002年4月　ISBN 978-4-634-64710-7</p>

<p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ジョン・ブルーア著／近藤和彦 編／坂下史・大橋里見 訳<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB%E3%81%A8%E5%85%AC%E5%85%B1%E5%9C%8F-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%A2/dp/4634475014/ref=sr_1_1/249-1680330-7714718?ie=UTF8&s=books&qid=1180515879&sr=1-1">『スキャンダルと公共圏』</a><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;山川出版社　2006年5月　ISBN 978-4-634-47501-4</p>

<p><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;（その他のご著作は先生のホームページに紹介されています。）<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;近藤先生 ホームページ：　<a href="http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~kondo/">http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~kondo/</a><br /><br />
</div><!--/mid--><div id="btm">&nbsp;</div><!--/btm--><br />
</div><!--/prof--><br />
<div class="prof"><br />
<font color="#336699">（ゼミ生プロフィール）</font><br />
<div id="square"><a name="prof2"><strong>伊東　剛史</strong></a>　　いとう・たかし<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;所属：日本学術振興会特別研究員<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;／東京大学大学院人文社会系研究科 西洋史学研究室<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;研究テーマ：19世紀イギリス都市における人間と動物の関係史 <br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;動物園、博物館などの公共文化施設の発展</p>

</div><!--/square-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
<a name="prof3"><strong>稲垣　春樹</strong></a>　　いながき・はるき<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;所属：東京大学大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻　修士一年<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;研究テーマ：イギリス近代史、ミッションの歴史、ウィルバーフォース<br />
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="100" height="5" border="0" />
</div><!--/mid-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
<a name="prof4"><strong>久保山　尚</strong></a>　　くぼやま・ひさし<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;所属：早稲田大学大学院　文学研究科<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;研究テーマ：18世紀イギリス史<br />
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="100" height="5" border="0" />
</div><!--/mid-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
<a name="prof5"><strong>後藤　はる美</strong></a>　　ごとう・はるみ<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;所属：日本学術振興会特別研究員／東京大学大学院人文社会系研究科<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;研究テーマ：17世紀イングランドにおける国家と社会<br />
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="100" height="5" border="0" />
</div><!--/mid-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
<a name="prof6"><strong>矢吹　啓</strong></a>　　やぶき・ひらく<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;所属：東京大学大学院人文社会系研究科 <br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;欧米文化研究専攻 西洋史学専修 博士課程<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;研究テーマ：イギリス海軍の極東・太平洋防衛構想、1880-1914<br />
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="100" height="5" border="0" />
</div><!--/mid-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
<a name="prof7"><strong>鰐淵　秀一</strong></a>　　わにぶち・しゅういち<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;所属：東京大学総合文化研究科 地域文化研究専攻<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;研究テーマ：18世紀アメリカ植民地史<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;／18世紀フィラデルフィアにおける植民地エリートと自発的結社<br />
</div><!--/mid-->
<div id="btm" align="right">
（五十音順にて掲載）<br />
</div><!--/btm-->
</div><!--/prof-->
<br />]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>オタゴ大学図書館サイトで「18世紀展」開催</title>
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    <id>tag:cengage.jp,2007:/ecco//9.42</id>

    <published>2007-06-19T03:04:50Z</published>
    <updated>2008-09-01T10:38:15Z</updated>

    <summary>ニュージーランドのオタゴ大学図書館で「A Quick Stab at the E...</summary>
    <author>
        <name>cengage.jp</name>
        
    </author>
    
        <category term="お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    <category term="18世紀　展示会　版画　美術　ホガース　ニュージーランド" label="18世紀　展示会　版画　美術　ホガース　ニュージーランド" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cengage.jp/ecco/">
        <![CDATA[<p>ニュージーランドのオタゴ大学図書館で「A Quick Stab at the Eighteenth Century」展が<br />
開催されており、一部の展示資料の画像が以下のリンクでみられます。<br />
<a href="http://www.library.otago.ac.nz/exhibitions/18thc/main.html">http://www.library.otago.ac.nz/exhibitions/18thc/main.html</a></p>

<p>（ページにアクセス後、画面上部の番号をどれかクリックします。）</p>

<p>展示会そのものは2007年6月29日まで開催されているそうです。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>インタビュー： 東京大学　近藤 和彦 先生</title>
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    <published>2007-05-30T08:06:17Z</published>
    <updated>2009-06-25T03:03:02Z</updated>

    <summary>東京大学 近藤 和彦 先生 インタビュー： Eighteenth Century...</summary>
    <author>
        <name>cengage.jp</name>
        
    </author>
    
        <category term="利用者の声" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cengage.jp/ecco/">
        <![CDATA[<p>東京大学<br />
近藤 和彦 先生 インタビュー： <font color="#9E2F37">Eighteenth Century Collections Online</font></p>

<p>2007年5月<br />
東京大学　近藤先生研究室にて</p>]]>
        <![CDATA[<p>（2007年5月　東京大学　近藤先生研究室にて）</p>

<div id="q">
まず、先生の研究分野をご紹介いただけますか？
</div>

<div id="a">
近代イギリス史全般で、とりわけその中でも18世紀を専門にしております。18世紀というのは、僕が学生のときにはイメージが浮かびにくい時代でした。ピューリタン革命が17世紀にあって、19世紀に産業革命とかイギリス帝国ということになるわけですけれども、その間の谷間みたいな時代でした。

<p>でも、アイザック・ニュートン（Isaac Newton, 1642-1727）とか、辞書のサミュエル・ジョンソン（Samuel Johnson, 1709-84）とか、あるいは、アダム・スミス（Adam Smith, 1723-90）やエドマンド・バーク（Edmund Burke, 1729-97）、そういう人たちがいました。日本で言えば、夏目漱石の専門が18世紀だったのですね。18世紀の英文学、ダニエル・デフォー（Daniel Defoe, 1660-1731）とかジョナサン・スウィフト（Jonathan Swift, 1667-1745）とかいう人たちの研究をしていたようです。それは後で気がついたことですけれど。</p>

<p>1970年代から18世紀研究がとても盛んになり始めていましてね。偶然ですけれど、僕が大学院に入ったのがちょうどその頃でした。ちょうどその、イギリス人、アメリカ人の18世紀研究がすごく盛んになり始めた時期に大学院に入ったということで、最初は17世紀か19世紀かをやるつもりだったのですが、どんどん18世紀にはまってしまいました。もうそこから出て行けなくなってしまって。（笑）<br />
</div></p>

<div id="q">
このたび貴学でECCOをご導入いただきましたが、ECCOを使って先生がなされている研究を教えていただけますか？
</div>

<div id="a">
ECCOは、18世紀に刊行された英語の出版物すべてをデジタルデータにするということで、素晴らしいデータだと思いますね。あらゆる意味でECCOは役に立ちます。

<p>第一には、稀覯本と言いますか、日本の大学図書館にないようなもの、これを、かつてはブリティッシュ・ライブラリーにコピーを頼むとか、自分自身で出かけて行ってコピーしたり、コピーが許されない場合は、一所懸命に手書きで書き写したりしていたわけです。それが、オンラインでアクセスして、しかも、きれいにプリントアウトもできる。イギリスの大学やブリティッシュ・ライブラリーの複写施設というのは、かつてはすごく劣悪でしたから、コピーをとっても、日本では考えられないほど汚いコピーしかもらえなかったのが、今回のデジタルのものですと、それなりにきれいに出ますから、それだけでもありがたいと思いますね。そういう、日本でアクセス不能だったものが容易にアクセスできるという点が第一ですね。</p>

<p>今の話はマイクロフィルムの時代でも本質は同じでしたけれども、第二には、ECCOはデジタルデータベースで全文検索ができるということで、また全然違ってきます。あとで具体的な例をお話したいと思いますが、よくやられているのは、出版業の歴史などをやる場合に、その出版社で検索してみて、この出版業者がこれこれの出版をしていた、その政治的あるいは思想的な特徴があるかないかとか、そのような研究はこれまでにもあるわけです。それとはまた別に、キーワード検索で、こういうデータベースがなかったときには全然想像もできなかったような新しい研究の広がりができたということが言える。そういう点で、革命的だと思います。<br />
</div></p>

<div id="q">
先生のホームページに掲載されていた、イギリスでのエピソードをぜひお聞かせいただけますか？
</div>

<div id="a">
ブリティッシュ・ライブラリーは移転して、便利になったのはいいのですけれども、何か内部的な運用がうまくいっていない例です。
今、ブリティッシュ・ライブラリーでは本を請求するときに端末に、分類番号とかタイトル、キーワードを入力するでしょう。これこれの18世紀に刊行された15巻本のうちの７巻目を見たいという場合に、その端末がいけないのか、請求しても第１巻しか出てこない。オンライン・サービスではうまくゆかないから、人力でやってくれと言っても、何人かでゴチャゴチャ言っていてどうしようもない。
その本は15巻本で、全部ECCOに入っていることは知っていましたから、本当は現物を見たかったわけですけれども、すぐに必要だったので、第７巻の何ページというのを検索して、ECCOからプリントアウトしてしのいだ、ということがありました。
それはでも、ECCOのメリットというより、ブリティッシュ・ライブラリーの運用がうまくいってないというだけのエピソードですね。（笑）
</div>

<div id="v">－ただ、以前だったらそこで止まってしまっていたものが一応解決をみたということは、うれしいことですね。
</div>

<p><img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interview-text1.gif" border="0"/></p>

<div id="a">
それから、ECCOがイギリス人にとっても研究環境の改善になっているというひとつの例としまして、例えばオックスフォード大学は、いろいろな稀覯本もあって、イギリスの歴史をやる場合には世界でいちばん宝物を持っている大学です。特に中央図書館がボドリアン（Bodleian Library）という、ルネサンス的な雰囲気の残る、いいところですけれども、あまりにも歴史的すぎて、モダンじゃないのですよ。僕が最初に留学したときなんか、カタログは手書きの大福帳でしたから。手書きで「１」という数字はこういうふうに（手でＳ字を書く）、singleの「Ｓ」ですから、それを「Ｓ」なんて書いちゃうと、もう全然行き当たらないわけです。しかも注文してから２時間、３時間は待たなくてはならないという大変なところですね。そして中央図書館だけじゃなくて、30いくつのカレッジにライブラリーが分かれている。いろいろ必要なとき、必要なところへ渡り歩いてそれぞれの文献を見なくてはいけなかったわけです。すべて、稀覯本は貸出不可ですから、昔はゼロックスなどの設備もないわけで、あるテキストの違う刊本があった場合に、それぞれの版による違いをきちんと調べようと思ったら、片方を手書きで正確に写しておいて、もう片方も手書きして、その両方を照合しなくてはいけなかったわけです。

<p>それがこのECCOになりますと、ライブラリーでも自分のオフィスでも、それぞれのバージョンにアクセスして照合できるわけです。ボドリアンのもの、トリニティのもの、ベイリオルのものなど、３つも４つもいっしょに照合して、画面で見るだけでなく、プリントアウトもできるわけですし、正確に比較研究ができるようになりました。そして、オックスフォードだけじゃなくて、他の大学にも稀覯本はたくさんあるのだなということを、オックスフォード大学の先生方は、いわば世界の中心だと思っていましたから（笑）、「いいものは自分たちのところにしかない」と思っていたのが、案外ほかにもあるのだと認識して、彼らの世界観をより正しい方向に近づけるという効果も、このECCOにはあると思います。<br />
</div></p>

<div id="v">－イギリス人でさえも、ECCOを使うことにはメリットがあると。
</div>

<div id="n">
ええ、もうそれは、本当にすごいことだと思います。
</div>

<div id="q">
今までなされてきた研究で「あのときECCOがあればできたのに」ということは、ありますか？
</div>

<div id="a">
それは、その時代、その時代に与えられた条件の中でできることを考えてやっているわけですからね。レアブックスをなかなか見つけられない時代には、自分が見つけて黙っていれば人には分からない。自分のオリジナリティを主張できたわけですね。それが今ではデジタルの世界で、あっという間にみんなに伝わっちゃうから、学問が民主化したと同時に、オリジナリティが簡単には主張しにくくなった。

<p>例えば、僕が大学院の時代に、18世紀のマンチェスターの労働運動などをやっていたのですけれども、その中で、マンチェスターの最初の組合の設立趣意書および規約書みたいのがあります。1756年に出ているのですが、こんなものを使って仕事をしたりしたわけです。<br />
</div></p>

<div id="t">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pic01.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pic01.html','popup','width=800,height=520,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">
<img src="http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pic01-thumb.jpg" width="300" height="195" alt="" border="0"/><br />
（クリックすると画像が大きくなります）</a>
</div>

<div id="n">これは、マンチェスターの図書館に頼んで、マイクロフィルムを送ってもらって、それを日本で焼きつけた物なのですね。僕の修士論文はこんな材料を使って作ったのです。それで、ECCOにもあるのかなと思って見てみますと、いくつか、ないのですよ（笑）。まだECCOに収録されてない。ECCOはまだ15万点しか収録していませんから、それから外れているのですね。まだまだレアブックを発見する余地はいくらでもあるのかもしれない。
</div>

<div id="v">－恐れ入りました。（笑）ではまだ、先生のオリジナリティは失われてないということですね。
</div>

<div id="n">
大学図書館ではなくて、地方のマンチェスター市立図書館にあったということで、引っかかりにくかったのかなと思いますけれども。
</div>

<div id="q">
ECCO以前の文献調査の方法についてお話を伺ったのですが、逆に、このフルテキスト検索などの機能によって新境地が開けるといったお話もまたお聞かせいただけますか？
</div>

<div id="a">
まったくその通りで、これが使えるようになって、昔の研究者だったら考えつかないような研究テーマが出てきたと思います。ひとつは僕の友人で、オックスフォード大学の先生をしているジョアナ・イニス（Joanna Innes）という人がすでにやったことなのです。最近「公共性」とか「公共圏」とかいうことが、話題になりますよね。
（ご自身の本を出されて）
</div>

<div id="t">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pct02-S.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pct2.html','popup','width=300,height=438,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">
<img src="http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pct02-S-thumb.jpg" width="150" height="219" alt="" border="0"/><br />
ジョン・ブルーア著／近藤和彦編<br />
『スキャンダルと公共圏』<br />
山川出版社, 2006</a>
</div>

<div id="n">
これは、ジョン・ブルーア（John Brewer）の去年出た著書ですけれども、このブルーアさんとイニスさんは友人関係ということもあって、この「公共圏」＝「public sphere」という言葉が、18世紀にはどう使われていただろうかということで、ジョンソンの辞書とかに項目はありませんけれども、ためしに彼女は、「public sphere」で検索してみたのですよ。そしたら20件くらいヒットしたようです。要するに、女性が家庭から外へ出て行って、他の人といろいろ交流したり、そういうpublicな場へ出て行って、なんだかんだ活躍することはけしからん、というニュアンスでの使われ方もあったようです。

<p>彼女がそんなことで論文を書いたりしたものですから、それに影響されて、僕の場合は「moral economy」という言葉で検索してみたのです。これは面白いものだから、今年度の授業でやっています。「moral economy」という言葉を学術用語として使ったのはE・P・トムソン（E. P. Thompson, 1924-93）という人です。彼は1970年前後の論文で、「moral economy」という言葉を使いはじめて、それがいろいろな人たちにインスピレーションを与えるようになるわけですが、彼は、〈何でもあり〉の今の経済、マネーゲームでワーと動いてしまうような世の中の在り方に対して批判的な立場を取る人だし、そういう何でもありの経済はアダム・スミスの自由放任主義から始まったと、彼に言わせればね。ところが同じ時代に、イギリスの、特に民衆や、聖職者、治安判事たちの中には、「moral economy」という言葉を唱えた人がいたと。その何でもありの、買い占めや投機とかいうことをやっている人たちを、お坊さんの場合はお説教で諫めるだけですけれど、民衆の中には、直接行動で、打ち壊しに行ったりとかいうことがある。ラッダイトもそういうことのひとつの表れだと言っているのですね。でも同時に、そこで書いているのですけれど、「I cannot now find references」というので、18世紀の人たちが使った言葉なのだけれども、その出典は今となっては私は思い出せないと。<br />
</div></p>

<div id="t">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pct3-400.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pct03-800.html','popup','width=800,height=525,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">
<img src="http://cengage.jp/ecco/img/ECCO0502-pct3-400-thumb.jpg" width="400" height="173" alt="" border="0"/><br />
（クリックすると画像が大きくなります）</a>
</div>

<div id="n">
18世紀の資料にあった言葉で、彼の頭の中にあるけれども、それが、何という本のどこにあったかは今言えないのだ、と言うのですよ。...「ECCOがあるじゃないか」と。（笑）じゃあ、探してみようと考えたのです。トムソンさんは残念ながら1993年に亡くなっていますから、もうダメなのですけれども、トムソンに代わってやってみました。（笑）
</div>

<div id="v">－その結果は。
</div>

<div id="n">
そうすると、この1701年から1800年の間に、46件ヒットしました。「moral economy」という綴りが昔ですと、（資料を出して）こういうふうに「Oeconomy」という綴りになる場合もありますけれども、幸い、検索語に「O」を入れなくても、「E」の前に別の文字が入っているという扱いになりますから、これでヒットするのですね。あともちろん、語尾について「-y」じゃなくて「-ie」とかね、１つ２つずつ、ちょっとした操作をすることによって、新しいものが引っかかったりします。基本的に46から50件ヒットしました。そして、その一覧をまずはプリントアウトして、ひとつひとつ見ていくわけです。最初、「この本にあるというのはわかっても、200頁の中からどうやって探し出すんだよ」と、心配していたら、ちゃんと、ページ番号で「36」、イメージ番号だと「37」とか出ますから、そこをクリックすると、直ちにどういう風に使われているのかがわかります。それを46件全部についてやってみました。

<p>やってみましたけれども、どうもこのトムソンさんが使っている「なんでもありの世の中に対して、そうじゃない倫理的な、人らしい生き方をすべきだ」という文脈にぴったりの用法というのは、まだ出ていないような気がします。1800年までではね。そうではなくて、18世紀の前半ですと、たいてい聖職者とか、世俗の人であっても宗教のことを論じているところで、「神の摂理とモラル・エコノミー」「moral economy of Jesus Christ」とかね、そういうふうな、神様が定めた世の中の在り方みたいな、神学論議なのですね。前半はずっとそうなのです。</p>

<p>それが、例の辞書のサミュエル・ジョンソンになりますと、1759年なのですけども、そういう神学論議と関係ない用法をしているのですね。神様とは関係なしに、「human economy」という、これですね、「Human Oeconomy」というタイトル、これは副題ですけれども、その本の中で、「moral economy」というのを論じているところでは、「natural Philosophy and moral Oeconomy」と言っています。<br />
</div></p>

<div id="t">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/Johnson-400.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/Johnson-800.html','popup','width=800,height=1210,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">
<img src="http://cengage.jp/ecco/img/Johnson-400-thumb" width="400" height="303" alt="" border="0"/><br />
（クリックすると画像が大きくなります）</a>
</div>

<div id="n">
要するに、ニュートンのような自然科学、自然哲学とか、ヒューム（David Hume, 1711-76）などのスコットランド啓蒙ですね、そうしたものの中で、この「moral Oeconomy」が言われています。アダム・スミスはよく知られているようにmoral philosophyの先生でしたが、今の人文社会系の学問全部を含む、そうした言葉として、ジョンソンは「moral economy」という言葉を使っています。彼は、その時代の学者や物書きたちがどういう言葉の使い方をしていたかということにとてもセンシティブですから、それでこういうことを言えたのだと思います。

<p>ECCOは英語の出版物すべてが収録対象ですから、のちにアメリカのウェブスター辞典を作った、ノア・ウェブスター（Noah Webster, 1758-1843）も「moral economy」という言葉を使っていたことが分かります。ウェブスターはフランクリン（Benjamin Franklin, 1706-90）をとても尊敬していたようで、本書の最初のDedicationで、結局、フランクリンに対する謝辞を述べているのです。<br />
</div></p>

<div id="t">
<a href="http://cengage.jp/ecco/img/Webster-400.html" onclick="window.open('http://cengage.jp/ecco/img/Webster-800.html','popup','width=800,height=1266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">
<img src="http://cengage.jp/ecco/img/Webster-400-thumb.jpg" width="400" height="304" alt="" border="0"/><br />（クリックすると画像が大きくなります）</a>
</div>

<div id="n">
そこで、「. . . government, agriculture, commerce, manufactures, rural, domestic and moral economy」― これはよくわからないけれども、とにかく神様とは関係ない、ものつくりとか、農村のエコノミー、家の中のエコノミー、そしてモラル・エコノミーとういうことで、人間精神の活動とか文化とか、そういう意味で使っているのかな、と思われるのです。

<p>とにかく、ECCOからわかってくることは、18世紀の前半は神学論議の中でしか出てこない「moral economy」が、18世紀後半には、やはり神学者たちの用法もあるのですが、世俗的な用法が増えている。まず、「moral economy」のヒットする数が、18世紀後半になるとどんどん増えてきて、1790年より後になるともっと増えてくるのですね。だから、本当は1800年より後を知りたいのです。もっと、グーッと用例が増えてきているはずなのですよ。19世紀に入るとロマン主義の時代、ワーズワース（William Wordsworth, 1770-1850）などの時代ですから、古くからの人間的な共同体を大切にした世の中、文化みたいな用法が出てくるのではないかと予想されるのです。トムソン先生はもしかしたら、そういうのを読んで、もう19世紀なのだけれども、なんか18世紀だったような気がしていたのかもしれない。最後の結論が出ないのがちょっと弱いのですけど（笑）、ECCOがなかったらそんなこと、ちょっと調べてみようなんて絶対考えないのです。やってみて、こういう傾向性があるのだと、そしてその先に本当の答えはありそうだということは予想できる。ですから、「Nineteenth Century Collections Online」を早く作ってくださいということです。（笑）<br />
</div></p>

<div id="q">
今のお話にもそうした側面がありますが、こういうデータベースを利用して用語の使用頻度などの統計的な研究もされていますか。
</div>

<div id="a">
いえ、まだやっていません。傾向性は出てくると思いますけどね、さっき言いましたように、僕が発見したパンフレットが載っていなかったりするわけですから、点数についての信頼性はまだ足りないのですよ。つまり、ECCOで調べて、これは46点だ50点だと言うのだけれども、本当は120点くらいあるかも知れない。でもきっと、それぞれの時代に何％かずつ落ちていて、傾向性として、世紀の後半に増えてくるというそれ自体は間違いないだろうと思われるのですね。
</div>

<div id="v">－サンプルとしては十分なものですよね。
</div>

<div id="n">
そうです。
</div>

<div id="v">－ECCOは、オプションで今後モジュールが出る可能性もありますので、まだあきらめないでください。
</div>

<div id="q">
今、日本で先生はECCOを使っていらっしゃるわけですが、日本人があえてイギリスの18世紀を研究することについて、どのような意義があると思われますか？
</div>

<div id="a">
特にイギリスに限定する理由はないと思いますが、18世紀のヨーロッパはいわゆる啓蒙の時代ですし、いろいろな自然科学も、経済学も、その基礎ができた時代ですね。しかもその基礎を作るに当たって、ヨーロッパの人たちがヨーロッパの知識だけではなくて、大航海時代から、アジアやアメリカとの交流によって得た知識をもとに、世界を理解しなおそうとした成果です。いわば新しいＯＳ（基本ソフト）をインストールして、近代という時代を起動したようなものです。とりわけリンネ（Carl von Linne', 1707-78）の博物学がそうなのですけども、珍しい、アジアやアメリカから来た文物をどう合理的に理解し分類するかということで、ラテン語２つを並べて、すべての動物も植物も、鉱物も、名前を付けていくという二名法が始まるわけでしょう。それはもう今にいたるまで、自然科学の基本です。

<p>要するに、どんどん非ヨーロッパの事実や知識を学びながら、近代的で合理的なヨーロッパの学問ができあがった。19世紀にヨーロッパが、アメリカも一緒ですけれども、世界を支配するようになった根拠は、18世紀にできあがった、ということだと思います。それは、良い面ばかりではありません。帝国主義とか、民族的な在来文化をぶち壊していくとか、世の中の秩序をある目的合理性でつらぬいて、自然環境も犠牲になっていくとか、そういうことも含めてですけれども、とにかく近代が始まる。そして近代の知やシステムが始まる時代ですね。この時代を正確に理解しておくことは必要不可欠だと思います。</p>

<p>そのころにはイギリスかフランスか、どっちが近代世界の覇権を握るか分からなかったのですけれども、いろいろなことがあり、長い間続いた戦争に結局イギリスが勝って、フランスはイギリスの後を追いかけていくという形になりますね。そのイギリスが、単に戦争に勝っただけじゃなくて、ニュートンもいたしスミスもいたし、知的なことでも他に勝るものを用意していたのだ、ということはわかりますね。そのニュートン、スミスは山の頂点ですけれども、それを支える広い裾野があったということは、このECCOによってよく分かってくると思います。<br />
</div></p>

<div id="q">
もうすでにマイクロフィルム版の「The Eighteenth Century」を所蔵されている大学が、あえてECCOを導入すべき理由があるとしたら、それはどのようなことになりますでしょうか？
</div>

<div id="a">
それはもう、稀覯本を読むことができるというだけではなくて、その検索ですね、全文検索ができるという点です。マイクロのリールを全部読むだけの暇と忍耐力のある方だったら別ですけれども、そうでない普通の人には、デジタルの全文検索を利用するしかないわけですから、マイクロがあってもなくても、絶対にこのデータベースを利用するしかないと思います。
</div>

<div id="q">
先日、甲南大学の井野瀬先生が<a href="http://cengage.jp/tda/2007/04/post-1.html">別のインタビュー</a>の中で「研究の省エネ化」ということをおっしゃいました。
</div>

<div id="a">
うーん、「省エネ」ですかね。例えば新幹線ができたことによって、サラリーマンの自由時間が増したのか、というとそうじゃなくて、逆に日帰り出張が増えたというのと同じことで、学者たちも忙しくなると思いますよ。
</div>

<div id="v">－決して楽はできないですね。
</div>
 
<div id="n">
そう。「いろいろ新しい研究ができるはずだ」ということになると思います。
</div>

<div id="v">－逆にECCOを導入されたことで、先生もかえってお忙しくなるかも知れませんね。
</div>

<div id="n">
そうかも知れません。
</div>

<p><img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interview-text2.gif" border="0"/></p>

<div id="q">
以前、別の先生が、「最近、電子化によって、いろいろと検索することができて、すぐに欲しい情報にたどり着けてしまうがために、本当は深い知識がないのに、その場ですべてを集めてひけらかすような輩がいる」とおっしゃっていましたが、先生はどのように考えられますか？
</div>

<div id="a">
それは評価が２つにわかれると思いますけれども、僕はやっぱり前向き派だな。確かに昔からね、専門書にはおしまいに索引のページがあるでしょう。その索引について、昔から権威主義的な先生方は、「本というのは目次どおりに最初からきちんと読んで理解していくべきものなのだ。ところが最近は索引だけ引いて、必要な123頁とかを見るだけの学生がいる」などと怒っていらした。索引とはそういうもので、１つの本だけありがたがって、聖書だの『資本論』だのを一所懸命に暗唱するように読めばいいというものではないのですよ。学問というのは、こちらの問題意識で、いろいろな種類の本を何百何千と自由に使って、新しい、聖書もマルクスも超えるような理論というのを打ち立てれば良いわけです。

<p>ですから、索引を活用するのと同じだと思います。もちろんそれぞれの作品がどういう風にしてできあがったかというのは、知っておいた方が良い。でもそれはデジタルだからといって分からない訳ではないのです。タイトルページはもちろん、しっかり見ますよ。いろいろな出版データについても。それから、活字が時代によってこう変わるのだな、ということなども見ます、こっちの問題意識に応じて。それでも、何百冊の本を何百ページ、全部読むなどということは、やっていられない。３ページ分くらい読んで済むなら、それで良いじゃないか、という立場です、僕は。<br />
</div></p>

<div id="v">－逆に全文検索によって、これまで正典とされていなかったために日が当たらなかった著作も...
</div>
 
<div id="n">
そうです。キャノンが崩れたのですよ。そういう点で学問がデモクラティックになって来ているのです。作品そのものもデモクラティックに標準化されてしまいますけれども、同時に、ユーザーというか研究者の側も、偉い先生、ミルトンならミルトンについて何十年も研究していた先生もそうでない人も、ミルトンについていっぱしのことが言えるようになってしまう。それは権威者にとっては悲しいことですけどね。でも、学問全体のためには、そのほうが良いのではないかという気がします。そういう点で、僕はラディカルというか、先輩たちに対して尊敬の念が足りないかもしれないけれども。（笑）
</div>

<div id="v">－逆に、次の世代の研究者たちも、またその上の世代を乗り越えてキャノンを壊していくようなことになっていくのかも知れないですね。
</div>
 
<div id="n">
それこそ、中世の修道院で作っていた羊皮紙の写本の時代から、活版本になったときに、活版本を読んで済ませている人たちに対して、オックスフォード大学の教師たちが「そんな汚いものには価値がない」と言っていたのと同じ事ですね。ところが16世紀、17世紀には確実にそっちの方向に進んでしまったわけです。中世の写本は美術品としての価値しかなくなってしまった。これまでの活字本も、もしかしたらあと50年も経ったら、美術品としての価値しかなくなるのかもしれませんね。本当に、革命的だと思います。文化の地滑りと言っても良いかもしれない。
</div>

<div id="t">
<img src="http://cengage.jp/ecco/img/prof.kondo-2.jpg" width="200" height="249" border="0"/>
</div>

<div id="q">
Googleなどの団体が古い文献を片端からスキャニングして公開していくプロジェクトを進めていく中で、ECCOの存在意義が薄れるというようなことは考えられますか？
</div>

<div id="a">
それはどうでしょうね。Googleがどこまで行くのかということですけどね。Googleが例えば、マイクロフィルムで出ている「The Eighteenth Century」までも載っけるようになったら、それではECCO、ゲールはあがったりということになるのじゃないですか。しかし、まだどれくらい先でしょう？　20年か30年か先の話じゃないですか？　いくら早くても。

<p>今のこのデジタル化の波というものを、世界史の大きな流れの中で振りかえりますと、よく例えられるのは、15世紀、16世紀のグーテンベルク革命、印刷革命です。それまでは、本は修道士たちが一所懸命、丁寧に美しく制作してきたわけです。本とは宝物だったわけですね。それをグーテンベルクが紙にただインクで押しつけただけの、白黒で、最初のうちは挿絵もないものを、100部、200部と同じコピーを作っちゃったわけでしょう。最初のうち、16世紀のオックスフォード大学は、そんな汚らしいプリントした本なんて集める価値がないというので、１冊も入れなかった。美しい写本だけ揃えていたわけです。でもやがて、ゆっくり印刷物が普及していくと、17世紀に入って、そのオックスフォード大学の図書館も、刊本を大急ぎで集めるようになるわけです。それが、我々のデジタル革命の場合はそういった何世紀というスパンじゃなくて、ほんの10年経てば、もうワッと変わっているような感じですから、今から50年経ってどういう風になるのか、全然分かりません。</p>

<p>だから、ゲールもGoogleに飲み込まれることがあるのかも知れませんが、逆かもしれないし、今から心配してもしようがない。今できることをやるということですね。例えば、エラスムス（Desiderius Erasmus, 1466?-1536）が偉かったのは、彼は中世の美しい写本の世界もよく知っていたけれども、印刷出版、プリントしてパブリッシュすることはものすごく大事だということを分かっていた。彼は、ヘブライ語、ギリシア語、ラテン語のテキストを対比した聖書を自分で編集していたんですが、編集中にスペインでどうも似たような出版物が出るらしい、と知って、ローマ教皇に直訴して、「そのプロジェクトを先に始めたのは私だから、そのスペインの出版は禁止してくれ」という風に、出版戦略についてもしたたかな人だったのですね。ということはつまり、活字出版はものすごく重要でインパクトをもつのだということを早くから理解していた。ですから、このデジタル出版の意味、インパクトを早くから認識していれば、21世紀のエラスムスになれるし、そうでない人は、22世紀になってから、昔のオックスフォード大学みたいに、大急ぎでデジタルデータベースを買い集めることになるのだと思います。（笑）<br />
</div></p>

<div id="v">－早く認識した者勝ちなのですね。
</div>

<div id="q">
少し技術的なことになるのですが、ECCOのOCR精度についてはいかがですか？
</div>

<div id="a">
それは、困ることもあります。イタリックの場合に少し弱いかな。でも立体の活字は、例えば、昔の「Ｓ」が、丸い「Ｓ」だけじゃなくて、立っている「Ｓ」があるとか、「Ｖ」２つの「Ｗ」とか、そういうのはきちんと拾っていますね。それからさっきのように「Oeconomy」という言葉も、最初に「Ｏ」がくっついていますが、「Ｏ」と「Ｅ」の合字でひとつの字になっている場合も、別々になっている場合も、ちゃんと拾っています。それは、良いと思います。

<p>問題としては、元の本、写真を撮るときに、何らかの事情で紙面が折れて、文字が隠れてしまっている場合があります。そういう場合に、貴重な本だから、ピンセットなどで広げることをしないでそのまま撮っている場合、それはそのままですよね。１行、２行読めないこともあります。僕が実際に使った中でも、そういうことがありました。<br />
</div></p>

<div id="v">－ご面倒でなければ、その都度でもご報告いただければ、場合によっては対応が可能なケースもございます。
</div>

<div id="q">
画面の操作性についてはいかがですか？
</div>

<div id="a">
あるページをプリントアウトしようというときは、この「View PDF」というところをクリックするのですよね？ 各ページでいちいちクリックするのは面倒だと感じることもありますけど。まあ、それはいいです。

<p>しょうがないのかも知れないけども、「Full Citation」のところにいろいろな書誌情報が出ますが、そこには「Holding Libraries」（所蔵機関一覧）が出ませんね。で、「Holding Libraries」をクリックするとそっちにワーッと出る。実際使う場合には、プリントアウトして使いますから、「また１枚余計にプリントするんだ」というところが、何となく、資源を浪費しているようで、気がひける場合もあります。<br />
</div></p>

<div id="v">－貴重なご意見として、本社に伝えます。
</div>

<div id="n">
もうひとつ、慣れてしまえば何でもないことですけども、「何ページ」というのを見るときに、イメージ番号と、実際のページ番号はずれる。ページが266頁でも、イメージ番号は「299」だったりする。これは、慣れの問題で、最初だけちょっと戸惑います。ですが、昔の出版物の場合、パジネイションがいい加減だったりするわけだから、一貫性を持たせた番号はどこかに必要なのだと思いますので、これはユーザーが慣れるほかないと思います。
</div>

<div id="q">
実際に、授業の中でECCOをお使いになることはありますか？
</div>

<div id="a">
授業で、これをプリントアウトしたものを配って今のところやっています。つまり、パソコン画面をスクリーンで見せて、ということはしていませんけれども、いずれはするかも知れません。
</div>

<div id="v">－それは、院生レベルの授業ですか？
</div>
 
<div id="n">
これは、学部と大学院の合同の講義ですが、学部の３年生なんかは、「ああ...」と言った感じですね。何枚も何枚も、毎週たくさん配るものですから。
</div>

<div id="v">－同時代の資料を見るのもひとつの勉強としては良さそうですね。
</div>
 
<div id="n">
大学院のレベルでは、「先生が生き生きしてやっている」なんて、おもしろがって観察しています。（笑）ブログにそんなのが載ったりするのですが、学部生では、「そんなのどうでもいいわ。早く先に進んでよ」という感じの生徒もいるみたいです。
</div>

<div id="v">－自分で検索をしてみると、またおもしろさが分かるかも知れませんね。
</div>
 
<div id="n">
もちろん、卒業論文を準備している４年生で、自分でやっているのがいます。特にデモ期間にそれをやった学生は、すごく良かったみたいですね。

<p>例えば、ひとつ例を。今年、2007年は、1807年にイギリス帝国で奴隷貿易が廃止されて200年目です。その奴隷貿易禁止にあずかって力のあった、ウィルバーフォース（William Wilberforce, 1759-1833）が活躍したわけですけども、今回、ハリウッド映画にもなった、『アメイジング・グレイス』の主人公ですね。そのテーマで卒業論文を書いた人は、法律が通るのは1807年ですけれども、活動期間は18世紀の後半ですから、このデモ期間のECCOのおかげで、いろいろな出版物をダウンロードしまくっていました。<br />
</div></p>

<div id="v">－無事に卒業論文は？
</div>
 
<div id="n">
ええ、それはいい卒業論文でした。卒論のレベルでそんなことをやれるというのは、幸運なことですよね。
</div>

<div id="v">－本当ですね。では、来年に卒業論文を書かれる学生は、今度はそんなに急がなくともゆったり使っていただけますね。
</div>
 
<div id="n">
逆にデモ期間は、いつ終わるかわからないから集中してやることになって、良かったのかもしれません。（笑）
</div>

<p><img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/interview-text3.gif" /></p>

<div id="q">
これからECCOを利用される学生に対して、何かメッセージをお願いできますか？
</div>

<div id="a">
これまで使ったことがない人に対しては、例えば、古本屋巡りや図書館の書架の間をさまよい歩くのが楽しいというタイプの学生だったら、すぐにECCOの魅力に引きずり込まれることになると思います。そういうことを経験してない学生だったら、基本的にECCOは活字になった物、文字資料についてのデータベースですが、その18世紀には挿絵の入っている刊本もいっぱいあるわけですね。そうしたものを見ることによって ― 挿絵と言っても、漫画チックな物もあれば、ただの風景画みたいなものもありますけれども ― そうした、イメージ性のある18世紀のセンスが育つ、ということはありますよね。とりわけ生物や鉱物が好きな人ですと、キャプテン・クック（James Cook, 1728-79）についていた人たちの刊本なども見ることができますし。ただ、そういう絵が元はカラーで載っていたとしましても、今のところはECCOでは白黒になってしまうのですね。
</div>

<div id="v">－今後、そういった技術の進歩によって可能になっていくことも考えられます。
</div>

<div id="n">
それから、文章ではなく、そういう図版を主にした地図とか、美術的な物は載せてないのですよね。
</div>

<div id="v">－そうですね。１枚刷りのものは基本的に含めておりません。刊本ですね。
</div>

<div id="n">
そういった点については、まだ開発の余地があると思います。そういったものも一緒になると、18世紀のイギリスおよび世界というものが、より具体的にイメージ豊かなものとして、日本にいる人たちにも手近にアクセスできることになると思います。ゲールとしても、そういうことに積極的に取り組んでいただきたい。
</div>

<div id="v">－かしこまりました。
</div>

<div id="q">
これからECCOを使って研究をされる若い研究者の方々に、何かメッセージをいただけますか？
</div>

<div id="a">
晴れて、東大のキャンパスのどこからでも好きなだけアクセスしてダウンロードできるようになったわけですから、今言いましたように、どんなキーワードで検索してもいろいろ、予想した結果だけでなくて想像もつかないような結果も出てくる可能性があるわけですから、もう積極的に利用してほしいですね。それは、イギリス史とかアメリカ史とか、あるいはそういった文学などをやっている人だけではありません。例えば院生でロシアの18世紀をやっている人が「Moscow」というのをいくつかの綴りで入れてみたら、すごくたくさんヒットするということで喜んでいました。そういう非英語圏についての情報もたくさんあるわけで、とりわけ日本について、イギリス人やアメリカ人は18世紀に日本に来ていませんので、オランダ経由の情報に違いないけれども、それでも「Japan」とか「Nifon」とかいうことで引きますと、たくさん出てきます。いろいろ試して、僕には想像もつかないような新しい研究領域なども開発してほしいですね。ECCOはそういうアタックをされるのを待っている、可能性に満ちたデータベースだ、と思います。（笑）
</div>

<div id="v">－ぜひ、この機会に使いこなしていただきたいと思います。ますます、アクセス数を上げていただければと思います。（笑）　本日はどうもありがとうございました。
</div>

<div id="n">
ありがとうございました。
</div>
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="600" height="30" />
<a href="http://www.cengage.jp/ecco/2007/07/post-2.html"><img src="http://www.cengage.jp/ecco/img/link.jpg" border="0"/></a>
<img src="http://www.cengage.jp/img/spacer.gif" width="600" height="10" />

<div class="prof">
<div id="top">
<strong>近藤　和彦</strong>　　こんどう・かずひこ

<p>　　東京大学大学院人文社会系研究科教授<br />
　　史学会 理事長　 <br />
　　王立歴史学会フェロー（F.R.Hist.S.）</p>

<p>　　専門分野：　西洋史学</p>

<p>　　最近の研究テーマ：　ヨーロッパの政治社会、イギリス諸島の歴史、歴史学の歴史</p>

</div><!--/top-->
<div id="hr">
&nbsp;
</div>
<div id="mid">
<br />
主な著編書：

<p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;近藤和彦 著<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;<a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%91%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%AB%E2%80%95%E8%BF%91%E4%B8%96%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%81%AE%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%A8%E7%A4%BE%E4%BC%9A-%E8%BF%91%E8%97%A4-%E5%92%8C%E5%BD%A6/dp/4634480107/ref=sr_1_1/249-1680330-7714718?ie=UTF8&s=books&qid=1180515685&sr=8-1">『民のモラル ― 近世イギリスの文化と社会』</a><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;山川出版社　1993年11月　ISBN 978-4-634-48010-0</p>

<p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;近藤和彦 編<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%95%B7%E3%81%8418%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E2%80%95%E3%81%9D%E3%81%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E7%A4%BE%E4%BC%9A-%E8%BF%91%E8%97%A4-%E5%92%8C%E5%BD%A6/dp/4634647109/ref=sr_1_1/249-1680330-7714718?ie=UTF8&s=books&qid=1180515827&sr=1-1">『長い18世紀のイギリス ― その政治社会』</a><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;山川出版社　2002年4月　ISBN 978-4-634-64710-7</p>

<p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;ジョン・ブルーア著／近藤和彦 編／坂下史・大橋里見 訳<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;<a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB%E3%81%A8%E5%85%AC%E5%85%B1%E5%9C%8F-%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%A2/dp/4634475014/ref=sr_1_1/249-1680330-7714718?ie=UTF8&s=books&qid=1180515879&sr=1-1">『スキャンダルと公共圏』</a><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;山川出版社　2006年5月　ISBN 978-4-634-47501-4</p>

<p><br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;（その他のご著作は先生のホームページに紹介されています。）<br />
&nbsp;&nbsp;&nbsp;近藤先生 ホームページ：　<a href="http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~kondo/">http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~kondo/</a><br />
</div><!--/mid--><div id="btm">&nbsp;</div><!--/btm--><br />
</div><!--/prof--></p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>インタビュー掲載予定</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://cengage.jp/ecco/2007/04/post.html" />
    <id>tag:cengage.jp,2007:/ecco//9.40</id>

    <published>2007-04-24T08:46:37Z</published>
    <updated>2008-09-01T10:38:15Z</updated>

    <summary>現在、日本で Eighteenth Century Collections On...</summary>
    <author>
        <name>cengage.jp</name>
        
    </author>
    
        <category term="利用者の声" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cengage.jp/ecco/">
        <![CDATA[<p>現在、日本で Eighteenth Century Collections Online (ECCO)を<br />
ご契約頂いている大学は以下の2校となります。</p>

<p>◎　早稲田大学<br />
◎　東京大学</p>

<p>この2校より、利用者の声をインタビューという形で<br />
お届けしたいと考えております。<br />
もうしばらくお待ちください。</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>早稲田大学のECCOの凄いところ。</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://cengage.jp/ecco/2006/09/ecco-1.html" />
    <id>tag:cengage.jp,2006:/ecco//9.39</id>

    <published>2006-09-25T08:52:06Z</published>
    <updated>2008-09-01T10:38:15Z</updated>

    <summary>本年より早稲田大学でご導入いただいたECCOですが、 データベース本体とともに「...</summary>
    <author>
        <name>cengage.jp</name>
        
    </author>
    
        <category term="その他" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cengage.jp/ecco/">
        <![CDATA[<p>本年より早稲田大学でご導入いただいたECCOですが、<br />
データベース本体とともに「MARCレコード」とよばれる、<br />
コンピュータ可読形式の書誌情報もあわせてご導入いただいています。</p>

<p>これはどういうことかと申しますと、図書館の目録（OPAC）を検索したときに、<br />
ECCOに収録されている著作の一点一点までもが、<br />
図書館の「所蔵資料」としてヒットしてしまうのです。</p>

<p>しかも、それだけではありません。その検索結果のひとつひとつには<br />
ECCOへのリンクが張られていて、そのリンクをクリックするだけで<br />
該当資料のページ（ECCOのトップページではありません。<br />
検索した資料のページです）をいきなり表示させることができるのです。</p>

<p>たとえば、鎖国中の17世紀末に来日したドイツ人医師、<br />
エンゲルベルト・ケンペル（1651-1716）の著作『日本誌』（History of Japan）を<br />
早稲田大学のOPACで検索したとします。</p>

<p>すると、同学の貴重書庫に収められている初版本や<br />
通常の書庫にある日本語訳などの本とならんで、<br />
ECCOに入っている「History of Japan」の書誌情報がヒットします：</p>

<p><a href="http://wine.wul.waseda.ac.jp/search*jpn/aKaempfer/akaempfer/1%2C9%2C71%2CB/frameset&FF=akaempfer+engelbert+1651+1716%3BM=w&2%2C%2C3">参考画面 → クリック　←</a></p>

<p>さらに、ECCOへのアクセス権をお持ちの方であれば、<br />
ここにある「リンク情報：Full text online」というリンクをクリックするだけで、<br />
ケンペル『日本誌』のトップ画面にいきなり飛ぶことができるのです。<br />
（残念ながら、ECCOへのアクセス権をお持ちでない方は<br />
リンクをクリックしてもエラー画面が表示されてしまいます。）</p>

<p>以上、「ECCOのMARCレコードはすごい！」というお話でした。</p>]]>
        
    </content>
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    <title>ECCOが早稲田大学図書館報『ふみくら』で取り上げられました！</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://cengage.jp/ecco/2006/09/ecco.html" />
    <id>tag:cengage.jp,2006:/ecco//9.38</id>

    <published>2006-09-25T08:50:26Z</published>
    <updated>2008-09-01T10:38:15Z</updated>

    <summary>ECCOをご導入いただいた早稲田大学の図書館報『ふみくら』第74号 （2006....</summary>
    <author>
        <name>cengage.jp</name>
        
    </author>
    
        <category term="お知らせ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://cengage.jp/ecco/">
        <![CDATA[<p>ECCOをご導入いただいた早稲田大学の図書館報『ふみくら』第74号 （2006.07） に、ご利用いただいている教員の方から絶賛の記事が掲載されました！</p>

<p>松園 伸先生（文学学術院教授）の記事：<br />
「ECCO-Eighteenth Century Collections Onlineの導入について」<br />
<a href="http://www.wul.waseda.ac.jp/PUBS/fumi/74/74-12-13.pdf">http://www.wul.waseda.ac.jp/PUBS/fumi/74/74-12-13.pdf</a></p>

<p>中野 忠先生（社会科学総合学術院教授）の記事：<br />
「ECCOとイギリス史研究の新しい地平」<br />
<a href="http://www.wul.waseda.ac.jp/PUBS/fumi/74/74-14-15.pdf">http://www.wul.waseda.ac.jp/PUBS/fumi/74/74-14-15.pdf</a></p>

<p>上記の各リンクからPDF形式で閲覧可能です。<br />
ぜひご一読ください！</p>]]>
        
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